こんにちは!
合同会社結家不動産の酒井です。
今回は奈良の観光名所、奈良公園のご紹介です!
奈良公園(正式には「奈良県立都市公園 奈良公園」だそうです。)は、
国宝指定・世界遺産登録物件が数多く点在し、年間を通じて国内はもちろん、
海外からも多くの観光客が訪れる日本を代表する観光地の一つで、
大仏殿には、誰もが知る、奈良の大仏さまもおられます。
そんな奈良公園について、
まずは、平日に訪れる方へのお得情報からご紹介!
奈良県庁の写真です。
下の写真は、このすぐそばにある駐車場なんですが、その看板に注目!
県営登大路駐車場北といい、280台ほど駐車可能で、
平日は、2時間未満なら、なんと「無料」なんです!
平日限定とはいえ、ちょっと近隣を散策したいときにはとっても便利でお得なんです!
しかも、この駐車場、何と奈良公園とは目と鼻の先!
上の看板が目印ですよ!
私も当然平日にこちらの駐車場を利用させていただきました!
それでは車を止めて。。。
いざ奈良公園へ!
それにしても、さすがは奈良公園。
街中にもかかわらず、奈良で有名なあるもののために、こんな標識を見かけました。
さらにこんな自販機も!
やっぱり、奈良=鹿のイメージが強いかと思います。
最近では、獣害として一部規制の動きもあるようですが、そもそも
なんで奈良公園には鹿がいっぱいいるんでしょうか?
ちょっと調べてみたところ、
奈良公園の鹿は、春日大社創建の際、茨城県にある鹿島神宮の祭神・
武甕槌命が神鹿に乗ってやってきたと伝えられており、春日大社の神使
なんだそうです。
そんな謂れから奈良公園には鹿がいっぱいいるんですね。
鹿は神の使い・・・
実は偉かったんですねぇ・・・
そんな看板を眺めつつ、奈良公園内を散策します。
そんな奈良公園、やはり外せないのはこちらでしょう。
東大寺の「大仏殿」です!
さすがは奈良でも屈指の観光スポット。平日にもかかわらずすごい人です。
この中に、誰もが知る「奈良の大仏さん」が鎮座されておられます!
ちなみに現在の大仏さんは三代目です。
このように、海外からのお客さまにも大人気!
線香の煙が珍しいのか、大仏の前にまず煙の方に興味津々のご様子でした。
ところで、大仏殿の中の柱の一つには、大きな「穴」が開いているのをご存知ですか?
実はこの穴、大仏さまの鼻の穴と同じ大きさなんです。
この穴をくぐり抜ける「柱くぐり」、くぐり抜けることで、大変ご利益があると言うことで、
日本人をはじめ、外国人観光客にもたいへんな人気だそうです。
ちなみに、穴の大きさは30cm×37cmで、柱の直径は120cm。
実は、20代のころ、この穴くぐりにチャレンジしたことがあるんです!
結果は。。。見事大成功!!
しかし、ホントにかなり狭く、挟まったまま出られなくなるのではと思いました。
当時は、身長が161センチで体重が58キロくらい。
今は。。。
十中八九詰まりますね。。。
ところで、この柱の穴、何のために開けられたのでしょうか?
もちろんご利益のためではありません。
この柱の方角が鬼門に当たるため、柱に穴を開けて、
邪気が穴を通って抜け出すようにしたそうです。
穴ひとつにもエピソードがあって面白いですね!
ちょっと、後先が逆になりましたが、こちらは 東大寺中門です!
東大寺や、大仏さまに比べるとやや注目度が低いようですが、
実はコチラにも立派な仏像がいらっしゃるんですよ!
兜跋毘沙門天(とばつびしゃもんてん)さまと、
持国天さまです!
うんちくは以下の通りなのですが、
南大門の仁王像に比べると、やはり見物客は少なく思いました。
しかし、聞くところによると特に奈良では兜跋毘沙門天は珍しいとのこと。
そんなわけで、ぜひこちらにも注目していただきたいですね。
鹿もそういってますので。
そんなわけないですね。。。
さらに歩を進めて、お次はこちら!
そうです。若草山です!
関西の方なら、遠足か何かで訪れたことがあるのではないでしょうか?
ところで、若草山と言えば、やはり有名なのは「若草山の山焼」ですが。。。
なんで「山を焼く」なんて危ないことをするようになったのでしょうか?
一説によると、「東大寺と興福寺による領地争いを、双方立会いの上で山を
焼き払い和解した」のが発端ともいわれているそうですが、実際のところは定かではないようです。
それにしても見事な芝ですね!
実はこの芝、「ノシバ」と呼ばれ、日本芝の一種で、日本固有の芝だそうです。
なんでも、近畿では若草山付近が唯一の自生地だとか。
とても珍しい芝だったんですね。勉強になりました!
若草山を後にして、ゆるゆると歩いていると…
広っ!
正に「広場」って感じです!
ちなみに、奥に見えるのは、大仏殿の屋根ですね。
遠目だと余計に大きく感じますね!
贅沢な空間をボチボチと歩いて、いよいよあの有名な門に到着です!
「南大門」です!
では、ここで少し南大門について解説を。
『現在の南大門は、鎌倉時代に再建したもの二代目で、天平創建時の初代は
平安時代に大風で倒壊したそうです。
正治元年(1199年)に上棟、その4年後の建仁3年(1203年)に竣工。
門内の仁王像もこのとき安置されたそうです。
入母屋造の五間三戸二重門、国内最大の山門』 だそうな。
ということは、御歳800歳以上。。。
深い歴史を感じますね!
そして、南大門といえばもちろんこちらは外せません!
運慶らが造立した仁王像(金剛力士像)。
鋭い睨みを利かして立つ姿は、まさに仁王立ちです!
こっちが阿形像で、
こっちが吽形像。
そしてこちらが。。。
・・・鹿。
まあ、鹿はいいとして、
この南大門の仁王像、高さ8.4mで日本最大の木彫像だそうです。
口を開けているの上の方が阿形、口を閉じている下の方が仁吽形です。
阿形は宇宙の始まりを、吽形は宇宙の終わりを表しているそうです。
なお、仁王像は普通寺に侵入する仏敵を撃退するため門の外側を向いて
立っているそうなのですが、
東大寺南大門の仁王さまは門の内側を向いて立っているんです。
なんででしょうね?
そんな疑問を残しつつ、最後にご紹介するのはこちら。
立派な石灯籠にも書かれてあるとおり、毎年行われるあるイベントで有名なこのお堂。
そうです!修二会(お水取り)で有名な二月堂です!
天気にも恵まれ、まさに威風堂々てな感じです。
お堂の中へ行く前に、まずは手水舎でお清めを!
右手を洗って、左手を洗って、またまた右手を洗って、
口を漱いでと・・・
準備完了!いよいよ参拝です!
なんか落ち着くいい雰囲気です。自分が日本人であることをひしひしと感じます。
そんな二月堂から奈良市内を眺めてみました!
壮観です!
奈良の時代から時は流れても、きっとこの景色のどこか一部は昔のままの景色なんでしょうね。
当時の人はどんな気持ちでこの景色を眺めたのでしょうか。
さて、そんな二月堂。
ここで行われる、修二会(お水取り)について、最後にご紹介いたします!
修二会(お水取り)とは、天平勝宝4年(752年)、東大寺開山良弁僧正の高弟、
実忠和尚によってはじめられた行法が起源とされている法要です。
「大松明を持った童子が観客の頭上に火の粉を散らしながら
舞台を回り、東大寺の僧侶たちが人々の代わりに二月堂の本尊十一面観音へ
罪の懺悔し、国家安泰と万民の豊楽を祈る」のだそうです。
しかも、1260年以上一度も休まず続いというではありませんか!
まさに継続は力なり!
ちなみこの法会、もともと旧暦の2月1日から行われていました。
ここから「二月に修する法会」という意味で「修二会」と呼ばれるようになり、
また二月堂の名前にも由来したそうです。
そして、その行中に若狭井(わかさい)という井戸から観音さまにお供えする
「お香水(おこうずい)」を汲み上げる儀式があり、これを「お水取り」と言うそうです。
ずいぶん長いうんちくになってしまいましたが、参考になりましたでしょうか?
このため「修二会」=「お水取り」とも呼ばれるようになったんですって。
では、あとはみなさまの目でそれぞれの奈良公園をお楽しみください!
もちろん鹿せんべいは必須ですよ!
以上、奈良公園(大仏殿~若草山~二月堂)までのご紹介でした!
「奈良公園クイックガイド」はこちら→http://nara-park.com/
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