子どもと家族の笑顔をつくるランドセル!「鞄工房山本」さんのご紹介!

こんにちは! 合同会社結家不動産の酒井です。

桜が咲く季節になりましたね。 この時期だからこそのお話になりますが、
先日ご縁あってランドセルを作るところを見学させていただきました!

奈良県橿原市の工房でランドセルをつくりつづけて2019年でめでたく
50年目を迎えるという 歴史ある鞄工房山本さんのご紹介です!

まずは奈良県橿原市にある本社隣のショールームから!

と、その前に。。。

鞄工房山本さんの守り神にご挨拶を!
樹齢400年ともいわれる楠の木です!

かなり立派で、なんか圧倒されますね!

まさにご神木!

その名に負けない風格が漂っていました!

では、改めてショールーム内へご案内です!

明るい店内には、これまた明るい彩豊かなランドセルのサンプルが所狭しと陳列されています!

でも。。。

なんだかところどころ歯抜けになっていますよね?

と、言いますのも、もちろんただ歯抜けになっているわけではございません!
実は、これこそが鞄工房山本さんの人気の証!

在庫だけでは足りなくなって、サンプルも売れてしまったため、ご覧のような歯抜け状態に
なってしまったってわけなんですね!

まさに完売御礼です!!

ちなみにこちらがその年の女の子に1番人気のモデルです!

可愛いピンクのステッチが印象的な全体的に落ち着きがある色合いの
上品な可愛さが感じられるランドセルですね!

そして、コチラが男の子に人気のモデルです!

やっぱり黒はキリリと引き締まりますね!

真っ黒ってわけではないデニム調のランドセルですが、もちろんこちらも牛革です。

深い空の色のようなさっぱりとした色合いの縫製が施されています!
黒をぐっと引き締めるようないい塩梅の色合いの縫製ですね!!

最後は個人的に気になったモデルのご紹介を!

ショッキングピンクのような個性的なピンクに これまた個性的な大きな花柄模様のランドセル!

一見派手さが独り歩きしそうなイメージをもたれそうなんですが、
決して奇抜というわけではなく、むしろ個性的な色合いが可愛くて好印象ですね!

いかがでしょうか!

どのランドセルからも愛着がにじみ出るような色やデザインの数々!
全ては長く愛着をもって大切に使ってもらうための工夫の一環なんでしょうね。
まさに、「子どもと家族の笑顔をつくる」鞄工房山本のランドセルってところですね!

ところで、ショールームの結構目立つところに仲良く3つならんで陳列
されていた、お世辞にもピカピカとは言えない少し古ぼけたこれらのランドセルたち。

一体なんだと思いますか?

実は、これらのランドセル、 工房主の山本社長の息子さんや娘さんが実際に使っていた ランドセルなんです!

ということは。。。

毎日毎日6年間、晴れの日も雨の日も使い込まれたってことですよね!

でもその割には革そのものの自然損耗以外目立った痛みが少ないんです!

ランドセル自体の造りがしっかりしていて、本当に丈夫で長持ちなんだってことはもちろん、
しかし、それ以上に愛着をもって大切に使っていたってことが想像に難くないですね!

ほんと、まだまだ現役で行けそう!

そんな思いや積み重ねから、
「鞄工房山本」さんでは、こんな可愛いステッチ入りのランドセルや、

こんなオシャレなランドセルが日々職人さんの手作りで造られるようになって
いったんですね!

そんな「鞄工房山本」さんにおいて、
職人さんによる一貫体制でこだわりのランドセルを製造されているところを
いよいよもって見学させていただきたいと思います!

では、いざ工房内の見学へ行っています!

まず、真っ先に見せていただいたのがコチラ!

まるで大きなビーフジャーキーのような大きな茶色い物体。

そうなんです、こちらがランドセルになる牛革なんですね!

ちなみに、最初の写真が型入れ前で、後の写真が型入れ後のものです。

お聞きしたところによると、実はこの型入れ、
素材の良し悪しを見極め、効率よく材料を確保する重要な工程なんだそうです。

この型入れができるようになれば、鞄職人として一人前なんだそうです!

ここから、実際にランドセルの製造工程を見学させていただいたのですが、
印象としては、本当に細かい手作業の連続なんだなってところでした。

例えば、コチラの工程。
3重に折り返してから縫製されています。

さらにこんなところにもこだわりが!

ランドセルのかぶせのエッジ部分、これを「コバ」というそうなんですが、
これはもともとはこんな感じなんです。

この荒い断面にニスを下塗りして磨いて、本塗してからまた磨いてと。。。
この作業を繰り返し繰り返し、なめらかな手触りになるよう仕上げるんだそうです!

ちなみにこのコバ塗りの仕上げは、こちら「鞄工房山本」さんだけのものです!

強いこだわりが、まさに見え隠れしますね! 職人の腕とこだわりを垣間見ることができる逸品なんです!

そんな、「鞄工房山本」さん、こんなところにもこだわりが。

「KABANKOBO YAMAMOTO」と書いてあります。
製品への自信とこだわりがさりげなく主張されているかのようです!

ちなみに、「鞄工房山本」さんのランドセル、毎年秋までには予約完売するんですって!

ということは。。。

お求めはお早めに!ってことですね!

ちなみに!

もっともっと詳しく製造工程が知りたいとおっしゃる方のために、
「鞄工房山本」さんではこんな工房案内をご用意されていらっしゃいます!
ただ、工房見学の方がぐっと面白いですよ!!

鞄工房山本のランドセルができるまでの工程

それにしても。。。

ランドセルってものは、自分自身もそうでしたが、
両親やおじいちゃんおばあちゃんにプレゼントしてもらう、小さな子供にとっては
とても高価なプレゼント。

そして、自分の子供や孫が6年間、毎日毎日利用する大切な鞄です。
ちょっとこだわってみてもいいのではないかなぁなんて、
そんなことを知らず知らずに感じていました。

「自分たちの造るものには自信がある」

だからこそ、鞄工房山本さんは、工房休業日と店舗定休日を除く平日であれば、
営業時間中は自由に工房内の見学が可能なんです!
結構面白いので、大人の社会見学としても結構おススメですよ!

以上、鞄工房山本さんのご紹介でした!

株式会社鞄工房山本
〒634-0022 奈良県橿原市南浦町873-1
TEL:0744-20 -1771 FAX:0744-23-0779
営業時間 10:00~17:30 定休日:毎週水曜日(祝日は除く) 年末年始
E-mail:info@kabankobo.com

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