岡八幡宮「流鏑馬」/伊賀市白樫にある岡八幡宮で行われる流鏑馬神事

イベント 岡八幡宮流鏑馬神事
TEL 0595-20-1828
開催場所 三重県伊賀市白樫3634
開催期間 下記URL参照
開催時間 下記URL参照
定休日 下記URL参照
URL https://okahachiman.jimdofree.com/

※2020年4月22日現在の情報です。

スタッフ訪問日誌

こんにちは!
合同会社結家不動産の酒井です。

さて、本日は名阪国道「白樫IC」を降りてすぐにある岡八幡宮のご紹介です!

白樫インターを降りてから、5分かかるかかからないかで見えてくるのがこの石の鳥居。
広い道路に面した場所にあるため、アクセスはいたって良好といったところです。


ちなみこの一帯は白樫という在所になるにもかかわらず「岡」八幡宮でいうのが疑問な感じはしますが。。。
この疑問に関しては後程お答えすることにいたします!


それにしても立派な石造りの鳥居ですね!
さぞ由緒正しい神社に違いないはず!


一体何キロあるのかわかりませんが、
結構な大きさの石に掘られた「岡八幡宮」の文字が印象に残ります!


普段はそれほど人の出入りは少ないようですが、
境内はとても綺麗に手入れが行き届いており荘厳な感じが漂います!


そんな境内には、お清めには必須の手水舎(ちょうずしゃ)が設置されています!
ちなみに、手水舎は、水盤舎(すいばんしゃ)や御水屋(おみずや)とも呼ばれる参拝者が身を浄めるために手水を使う施設のことです。
神社を参拝する際によく見かけますが、実際にその名を知っているかと言いますと。。。
しかも読み方もなかなかの難読。。。

ためになったねぇぇ!(もう中学生風と思ってください。)


ところで、個人的な感想ですが。。。
手水舎は竜をモチーフにしたものが多い気が。。。

まあそんなどうでもいい個人的な感想は置いておいて、ここでさらにためになるお話をもう一つ!

手水舎での作法ってご存じですか?

と、いうわけで、一般的な手水舎での作法をご紹介!

1.右手でひしゃくを取り、手水をすくう。
2.その手水で最初に左手を清める。
3.次にひしゃくを左手に持ち替え右手を清める。
4.次に口をゆすぐためもう一回右手にひしゃくを持ち替えて、左の手のひらに手水を溜めて口に含む
※ポイント:ひしゃくの椀に直接口をつけてはいけません!
5.音を立てずに口をゆすいで清めそっと吐き出す。
6.左手をもう一度清める。
7.ひしゃくの柄を片手で持ち、椀部が上になるよう傾け、柄に手水をしたたらせて洗い流す。
8.ひしゃくを元の位置に静かに戻す。

ためになったねぇぇ!(もう中学生風と思ってください。)

で、

お清めも済んだところで、いよいよ参拝に参りたいと思います!


こちらは打って変わって木製の鳥居。
年季が入っているのは変わりませんね!


そんな鳥居をくぐれば中々の石階段が。。。
遠くに見える拝殿が本当に遠くに感じます。。。


良い運動とプラス思考に捉えながら、一段また一段と石の階段を踏みしめながら登って行きます!


そこそこの石階段を登り詰めようやく拝見することができました!
岡八幡宮の拝殿です!


この伊賀市白樫の地にある岡八幡宮、かの源頼朝が鎌倉の鶴岡八幡宮の末社を全国に配置するという計画の記念すべき第1号だったんです。
ところが、源頼朝が亡くなったことで計画は中止となり、全国に建設されるはずだったその他の岡八幡宮は全てお蔵入りとなってしまいました。
その結果、この伊賀市白樫の地に建立された岡八幡宮は、最初で最後の岡八幡宮になったということなんですね!
残念な結果ではありますが、結果としてこの伊賀市白樫の岡八幡宮は稀少な神社になったってことでしょうか。
ちなみに、社名の「岡八幡宮」は鶴岡八幡宮の末社であることを示す略称なんだそうですよ!

ためになったねぇぇ!(もう中学生風と思ってください。)

で、

そんな岡八幡宮の境内には、もう一つ、というか、最初に目に入ってくるのはどちらかというとこちら
ではないかというお宮さんが存在します!


そんな一の鳥居の脇に鎮座するのは「鈴鳴大弁財天社」です!


参道ともいえる真紅の橋を渡り切った先が鈴鳴大弁財天社になります!
ご覧のとおり、池の上に建つ神社なんですね!


そんな鈴鳴大弁財天社がこちら!
弁財天の名のとおり、財運はもちろん、芸事などを司る神さまとして有名な弁財天さまですが、
特にこちら岡八幡の弁財天さまは「八臂尊女弁財天」という8本の腕を持つお姿おしているとか。
ちなみにそのお姿は、年に一度の大祭の時のみ拝覧することができるそうです!。

しかも!


ご覧のとおり!
「八臂尊女弁財天」と三回唱えて御神水を前の池に流せば願い事が叶うとか!
これはもうやるしかないですね!

なるほど。。。
だから池の上に建っているのかと変に納得しながらも、霊験あらたかな御神水を探してみます!

。。。水道水。。。

いやいや、そんなことはありません!
これこそ霊験あらたかな御神水!


さっそくひしゃくにすくって「八臂尊女弁財天」と三回唱えて池に流します!

なんとお願いしたかは。。。
ご想像にお任せいたします!

さて、ここで本題に戻ります。


そうです、ここ岡八幡宮は鶴岡八幡宮の末社としてだけではなく、祭事に際に行われていたという神事流鏑馬が有名なんです!


近年では毎年4月頃に行われる流鏑馬神事。
この広い敷地を勇猛な姿で走りながら矢を射る光景はまさに大迫力!


※写真は伊賀市観光公式サイト「伊賀ぶらり旅」から引用させていただきました。

ちなみに、流鏑馬とは、疾走する馬上から的に鏑矢(かぶらや)を射る、日本の伝統的な騎射の技術・稽古・儀式のことです。
その起源は平安時代と言われており、笠懸(かさがけ)と犬追物(いぬおうもの)と共に「騎射三物」の一つとし、
馬を走らせた状態で的を射る朝廷儀式の一つとして盛んに行われていたそうです。

なお、普通の流鏑馬は馬場の長さ2町(約218メートル)、幅1丈(3.03メートル)の中に的を3つ配置して馬走しますが、
岡八幡宮の流鏑馬は、これより少し距離を短くし、的も1つにして行っているのが特徴です。


そんな流鏑馬、境内にはこのようなポスターも掲示されており、毎年行われるこの神事を心待ちにしているかのようです。

ただ、残念なことに2020年に限っては、みなさまご存じのとおり、新型コロナウイルスの影響で中止になってしまいました。。。
本当に残念です。。。

例年であればこのような勇壮なお祭りがご覧いただけますので、心待ちにしていただければ幸いです!

以上、伊賀市白樫にある岡八幡宮で行われる流鏑馬神事のご紹介でした!

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